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サングラスが老化防止にいいって本当?その効果的な使い方とは?

人間の肌が老化する原因には、「自然老化」「光老化」の二つがあります。自然老化は、加齢とともに衰えていくもので、老化の原因の20%を占めます。残る80%を占める光老化は、紫外線が原因で起こる老化現象です。

つまり、紫外線を予防することは、老化防止につながるということです。

紫外線対策というと、UVケアができる化粧品や日焼け止めを使用すること、出かけるときに日傘やアームカバー、UV防止の上着を身につけることなど、いろいろなものがあります。

中でも、実践しているひとが少なめの方法にサングラスの着用があります。実は、紫外線は肌に浴びるだけではなく、目からも体内に入ってくることが動物実験で立証されたのです。

ですが、目にUVクリームを塗ることはできませんから、紫外線を防御するためにサングラスが有効なのです。コンタクトレンズにはUVカット機能がついたものが増えていますが、メガネをUV防止対応レンズにするひとは、まだそれほど多いとはいえないようです。

そこで今回は、目から入る紫外線の影響から紫外線を受けて目に起こる問題、サングラスの効果的な使い方や選び方について、お話しします。

紫外線が強くなる5~8月は、サングラスを日常使いして、目の紫外線対策もしっかり徹底してくださいね。

肌老化の原因の8割は紫外線の影響って本当?

まず、肌老化に直結する紫外線の影響について、説明しておきましょう。

紫外線による肌への影響とは

紫外線にはUV-AUV-Bなどの種類があり、肌に浴びることで、細胞にダメージを与え、活性酸素を増やします。それが、肌老化につながるのです。

2012年に発表された論文の中で、海外でトラック運転手として働いていた男性の手が窓側にあたる左はしわだらけなのに、右側の手にはしわが少なかったことから紫外線予防の重要性が再認識されています。

目から入る紫外線も肌に影響を及ぼす!

以前は、肌が紫外線を浴びなければ防止効果が高いと考えられていました。ですが近年、マウスを使って皮膚だけと目だけに紫外線を照射するという実験が行われました。

その結果、目だけに紫外線を照射したマウスの方が、体内のメラニンの増加量が多いことがわかったのです。

つまり、目から紫外線が入ることでも、皮膚への影響があるということです。さすがに人体実験は行われていないのですが、同じ哺乳類であるマウスにあらわれた結果はきちんと受け止めるべきでしょう。

目から紫外線を受けたときに起こる問題とは?

そして、目から紫外線を受けることで起こる問題は、肌老化だけではありません。目そのものにも、悪影響が及ぶ可能性があるのです。

目に起こる症状とは?

紫外線の中でも、UV-Bと呼ばれるものが、目に悪影響を及ぼします。このUV-Bは、目の角膜や水晶体、網膜に届きます。

そして、そこで日焼けのような炎症を起こす、たんぱく質を変性させ水晶体が濁るなどの症状が出る可能性があるのです。

もっと一般的な症状としては、眼球の充血や痛み、目の奥が痛む、涙が止まらない、まぶしく感じる、目がゴロゴロする、目が乾くなどがあります。こうした症状があるときは、結膜や角膜が炎症を起こしていると考えて間違いありません。

紫外線が原因で目の病気が起こることも!

そして、紫外線による炎症がきっかけで、目の病気を発症することもあります。

代表的なものが、「瞼裂斑」「翼状片」「白内障」です。

瞼裂斑とは

結膜が厚くなる症状のことをいいます。悪化すると、瞼裂斑炎となり、白目が充血したり、盛り上がってゴロゴロするようになります。目薬をさして、安静にするという治療が行われます。

翼状片とは

結膜の半透明な部分が、角膜の部分にまで出っ張ってくる症状をいいます。そのため、視野狭窄になります。視野狭窄がひどい、あるいは視力低下がみられるときには、手術を行うこともあります。

白内障とは

紫外線によって、水晶体が白く濁ってしまう病気です。痛みはないものの、ものは見えにくくなる、高齢者に多い病気です。紫外線を浴びる機会を少なくすると、発症しにくいといわれています。

サングラスの効果的な使用方法とは?

では、紫外線対策にサングラスを効果的な方法を、まとめておきましょう。

サングラスの色による効果を理解しておこう

まず、サングラスには「黒」「グレー」「茶色」「青」「赤」「ピンク」「黄色」などの色があり、それによって効果が変わります。

ブラウン系のレンズ

青い光を遮光する機能があります。遠くのものを細かくハッキリ捉えることができます。運転やパソコン、ゴルフに向いています。

グレー系のレンズ

日差しが強くても弱くても使えます。特に日差しが強いときに、自然に近い色でものが見えるので便利です。運転やマリンスポーツ、ウィンタースポーツに適しています。

ブルー系のレンズ

赤やオレンジ、黄色の遮光機能があります。自動車のライトなど、眩しいものをみるときに効果が出ます。夏やマリンスポーツをするときに、おすすめです。

イエロー系のレンズ

青の遮光効果が高く、暗い場所や曇り空など、視界が悪いときに効果があります。そのため、ウィンタースポーツや、インドアスポーツをする際に、用いられることが多いです。

グリーン系のレンズ

赤や青の遮光効果が高いです。自然に近いながらも、抑え気味な視界に変化させてくれます。運転やハイキング、マリンスポーツに向いています。

サングラスは濃度も重要!

サングラスには濃度と呼ばれる、レンズの濃さがあります。濃度が高ければ視界が暗くなり、薄ければ表情が透けて見えます。

サングラスの濃度が90%前後

レンズに自分の姿が見えるほどで、相手の目を見ることはできません。

サングラスの濃度が70~80%

欧米人が最も好む濃度です。運転やショッピングに適しているといわれます。

サングラスの濃度が50~60%<

かけているひとの目や表情がよくわかります。使いやすく、日本人にぴったりです。

サングラスの濃度が40~50%

ファッション性が重視されているものです。かけているひとの目が、透けて見えます。

サングラスの濃度が0~25%

この濃度は日本にはあります。これなら、夜の運転もできないことはありません。

日本人は眩しさに強いといわれているので、サングラスの濃度が50%程度がよいとされているようです。

紫外線透過率に着目してサングラスを選ぼう!

紫外線対策を考えると、濃度の濃いサングラスを選んだ方がよいと考える人もいそうですが、それは逆効果です。

UVカット機能がついていない、濃度の高いサングラスをかけた場合、その中では瞳孔が開いてしまうので、紫外線をより多く取り入れてしまいます。濃度が低くても、UVカット機能がついていれば問題ないということです。

UVカット機能は、紫外線透過率であらわされます。紫外線透過率5%以下と明記されていれば、95%以上の紫外線をカットしてくれるということです。サングラスを選ぶときには、必ずチェックしましょう。

しっかりサングラスを選んだら、最も紫外線の多い5~8月、1日の中では10:00~14:00に外出するときには、忘れずにかけるようにしてくださいね。

        
        

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