防虫効果があるタンジーは毒性があるので食用はNG!
タンジーはドライフラワーや防虫効果として活躍!
タンジーはヨーロッパやアジアを原産地とするキク科ヨモギギク属の多年草です。大きくなると1.2メートルほどになります。
ハーブの中にはハーブティーとして取り入れられるものも多いのですが、タンジーは強い毒性を持っているため食用はできません。
日本ではヨモギキクと呼ばれているので、こちらの名前でご存知の方もいることでしょう。どのような効果・使い道があるのかについてご紹介します。
タンジーの効果・効能
防虫効果
独特の香りのするハーブで香りには防虫効果があります。タンジーの鉢植えを置いておくと虫除けになるということで玄関に置いている方もいるようです。
また、ダニよけ・ノミよけといった効果も期待できるため犬小屋に入れるのもおすすめ。カーペットの下に入れるなどの使い道もあるので虫に悩んでいるという方は注目してみてくださいね。
コンパ二オンプランツとしての働き
タンジーには虫除けの効果があるため、近くに植えた植物に虫がつくのを抑える働きを持っています。アブラムシの被害などに悩んでいる方もタンジーをチェックしてみましょう。
それでなく豊富な栄養素を持っていることから土を豊かにするのにも役立ちます。
ドライフラワーの作り方
タンジーは乾燥させても色あせません。そのため、ドライフラワーとして活用するのにも向いています。
ドライフラワーにする際には花が満開の時をねらって茎ごと切り取りましょう。それを風通しが良い日陰に逆さにして吊るして乾燥させます。
ポプリとして使うのも良いですね。その際には乾燥させたものを瓶や布に入れて使います。乾燥するまでには数日かかるのでできるだけ早く完成させたいということであれば、電子レンジで様子を見ながら水分を飛ばしましょう。
タンジーの香り
とても強い香りが特徴的です。独特の香りを持っているので育てようと思っている方は先に香りを確認しておいた方が良いですね。
香りを楽しむというよりも虫除けとしての目的で使われることが多いハーブです。
タンジーの栽培について
黄色い可愛らしい花をつけることから栽培にも向いているハーブです。夏の蒸し暑さには弱いハーブなので植え付けを行う際には株間を空けましょう。
果樹園に植えるのに向いているハーブとしても知られています。これは防虫効果に加えて豊富な栄養素を含んでいるためです。
以前は食用もされていましたが現在はポプリやドライフラワー、クラフト素材などとして活用されています。
栽培の難易度は高くありません。非常に繁殖力が強いという特徴を持っているため初心者向けの幅だともいえるでしょう。
庭に植える場合、放置しておくとその他の植物が生えているところにまで侵入するので、複数の植物を育てるところに植えるのはおすすめできません。花壇の一角などに植える場合はブロックで仕切りを作るなどして対策をとりましょう。
ただ、繁殖力が強いということはそれだけたくさん採取できるということでもあるので防虫効果があって育てやすいハーブを探しているという方におすすめです。株分けでも増やせるので増やしやすいのも魅力だといえるでしょう。
水やりについてですが直植えの場合は特に与える必要はなく雨だけでもしっかり育ちます。ただ、夏場の乾燥には弱いため鉢植えにする場合には水を切らさないようにしましょう。
夏場に水を与える際、気温が高くなってから与えると太陽の熱によって温められた水がハーブに悪影響をもたらすこともあります。乾燥しがちな夏場は朝と夕方の2回与えると安心です。
これは夏場に限って言えることで春や秋に水を与え過ぎると根腐れの原因にもなります。日当たりがよく、風通しの良いところで育てましょう。水はけの悪い土に植えると根腐れの原因になります。
冬になると地上部は枯れますが土の下では根が生きているので安心しましょう。北海道で自生しているハーブでもあるため、いかに寒さに強いかわかりますね。
虫除け効果を持っているということもありタンジー自体に虫はつかないのですが、病気になることがあります。タンジーがかかる病気は様々なので状態をよく判断し、最適な薬品を使いましょう。
タンジーの注意点
キク科のハーブということもあり菊アレルギーを持っている方は避けましょう。
昔は食用として取り入れられることもあったのですが、現在は強い毒性があることが判明したため食用できないハーブに分類されています。月経促進薬として使われていたこともあるくらいで特に妊婦が誤って服用した場合には大きなトラブルに繋がることもあるので絶対に口にしないように注意してくださいね。
タンジーの毒性に関する詳細
ハーブの中には茎や葉など特定の部位に毒を持つものもあるのですが、タンジーの場合は全体に毒性の成分が含まれています。毒性成分の詳細が分かったわけではないのですが、子宮からの出血やけいれんを引き起こすケースもあるため避けておきましょう。
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