ローズマリーが記憶力を高める!?抗酸化作用も豊富なハーブ
美容効果も高くアレルギーの緩和・改善にも効果的なローズマリー
ローズマリーは地中海沿岸を原産地とするシソ科マンネンロウ属のハーブです。肉料理に使われることが多いので目にしたことがある方も多いかもしれません。
ただ、料理に使う以外にローズマリーの使用方法がわからないという方もいるはず。しかし、ローズマリーは様々な働きを持っている優秀なハーブです。
期待できる効果や効能、栽培などについてご紹介しましょう。
ローズマリーの効果・効能
記憶力を高める
花言葉が「記憶」ということからも想像できるとおり、記憶力を高めるハーブとして有名です。
ローズマリーの香りを嗅ぐことにより記憶力が高まると言われているため、大切な受験勉強などする際に役立ててみましょう。
その際にはローズマリーを嗅いでから勉強するというよりも、香りに包まれながら勉強した方が効果的です。アロマを使うと実践しやすいでしょう。
抗酸化作用
抗酸化作用を持っていることから食べ物を長持ちさせる効果が期待できます。実際に料理をするのが得意な人の中にはローズマリーを使った経験のある方もいるのではないでしょうか。
抗菌作用も持っているため、自分で育てたローズマリーを料理に使うのもおすすめです。
また、抗酸化作用は老化対策の基本ともいえるもので美容を考える際にも欠かせません。
ローズマリーの持っている抗酸化作用はハーブの中でもトップクラスと言われているので、美容に役立つハーブを育てたいと思っている方はぜひともチェックしてみましょう。
ヨーロッパでは若返りの水と呼ばれるものにローズマリーが使われていたほどです。
美容効果
ハーブティーを作り、それを冷ましたものを化粧水として使うのもおすすめです。肌を引き締める働きがあるため、毛穴の開き解消にも役立ってくれるでしょう。
また、ローズマリーには殺菌作用もあるため、吹き出物やニキビの予防・改善にも効果が期待できます。
収れん作用を持っているため、たるみを改善する効果もあります。年をとると誰でも肌が衰えてきますが、美容のためにもローズマリーを取り入れて若々しい肌を維持しましょう。
血行促進
ローズマリーに含まれているジオスミンという成分は血行促進に働きかけてくれます。血行が滞るとむくみが発生しやくなるだけでなく、代謝が衰えて太りやすい体になるので美容と健康のためにも効果的なハーブだといえるでしょう。
また、血行がよくなると疲労回復のスピードも速くなるので、疲れている時にも取り入れてみるのがおすすめです。
頭皮のトラブル改善
しっかり頭を洗っているのにフケが出て困る…という方もいるのではないでしょうか。そういった方にもローズマリーから作られた精油がおすすめです。
ローズマリーには頭皮のトラブルを改善する働きもあるため、フケだけでなく、脱毛の悩み改善のためにも役立てられています。
アレルギー症状の緩和
ローズマリーに含まれているポリフェノールには抗菌・抗ウイルス効果があります。この働きにより花粉症などのアレルギー反応を抑える効果も期待できるため、ひどい花粉症に悩まされているという方もローズマリーで作ったハーブティーを取り入れてみましょう。
ローズマリーの味・香り
さわやかな香りがします。香りは強いので、アロマなどで取り入れようと思っている方は事前に香りを確認した上で購入するのがおすすめです。味はお茶のようなほろにがさを想像するとわかりやすいでしょう。
ローズマリーの栽培について
栽培は非常に簡単で初心者向けのハーブです。放置気味に育てた方が成功するハーブでもあるので、あまりこまめに手入れをする時間がないという方でも安心ですね。
一口にローズマリーといっても様々な特徴を持った種類があるため、自分が楽しく育てられる種類を探すことから始めてみましょう。
日当たりの良いところに植えてさえいれば栽培する上で難しいことはありません。どちらかというと、乾燥気味に育てた方が失敗しにくいです。水やりをし過ぎると根腐れに繋がることも多いので、土がしっかり乾燥したの確認してから水やりをしてくださいね。
ただ、成長が早く、小さな鉢で飢えていると根詰まりして枯れてしまうことがあるので、このあたりは注意が必要です。
また、夏の暑さには強いものの、湿度が高すぎると枯れることがあります。夏は適度に収穫量を増やすなどして風通しを良くしてあげましょう。
剪定の必要があるのは根がきちんと張ってからです。その前に選定しすぎてしまうと弱ることがあります。
収穫した物は乾燥させてドライハーブとして使うのもおすすめです。乾燥させたものもしっかり香るので、長持ちさせるためにもドライハーブを作ってみましょう。
可愛らしい花をつけるということもあり、園芸の分野でも人気があります。害虫の心配もあまりないので、育てやすいハーブを探しているという方もローズマリーをチェックしてみましょう。
ローズマリーの注意点
美肌作りにも効果的なハーブなのですが、精油をそのまま顔につけると刺激が強いので肌荒れに繋がる可能性があります。
肌に活用したい場合はハーブティーを作ってそれを冷ましたものを使うか、ローズマリーの成分が配合されている化粧水を選択した方が安全です。
また、妊娠中の方やてんかんの方、小さな子供は飲用を控えましょう。
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