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熱中症は雨の日や曇りの日にもかかるって本当?原因と予防方法は?

雨の日や曇りの日にも熱中症にかかる理由を理解しよう!

夏が近づくと熱中症への注意を喚起するCMが増えてきますよね。そのせいか、熱中症は真夏など晴れている日に起こるものと思い込んでいるひとも少なくないようです。

ですが熱中症は梅雨時期や梅雨が明けた雨の日、また太陽があまり出ていない曇りの日にも起こる可能性があります。

そして熱中症は命に関わる病気です。だからこそ熱中症の原因と予防方法について、きちんと理解しておくことが大切です。

そこで今回は、熱中症とは何か、なぜ起こるのか、熱中症を発症する原因、かからないための予防方法について、お話ししたいと思います。

熱中症って何?どうして起こるの?

熱中症とは、人間の体内に熱がこもる、あるいは急に汗をかくことで体内の水分や塩分が奪われることで痙攣や目まい、湿疹、頭痛、吐き気など、全身にさまざまな症状が起こる病気です。

産熱

私たちの体内では、運動しないでじっとしていても、心臓や脳は休みなく動いているので、さまざまな熱が生まれています。それが「産熱」といいます。

放熱

産熱した結果、体温が上がり過ぎると、自律神経が末梢神経を広げ、皮膚に多くの血液を流れ込ませ、体外へ熱を放出します。これを「放熱」といいます。

この産熱と放熱が自然に行われることで、人間は体温を調節しています。熱中症は、この体温調節機能が正常に働かないことで起こるということです。

熱中症が起こる原因は、環境によるもの、身体的なもの、行動によるものがあり、それらが重なることで起こりやすくなります。

環境によるものとしては、

  • 気温
  • 湿度の高さ
  • 強い日差し
  • 通気性の悪さ
  • 風が弱い
  • 厚着をする

ことがあげられます。身体的なものとしては、体調不良や糖尿病などの持病があること、高齢者、乳幼児、肥満、運動不足などがあげられます。

行動によるものには、激しい運動や長時間炎天下で動いたこと、水分補給が足りないケースがあげられます。

熱中症の症状は?

熱中症は、「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」の4段階に分かれます。

熱失神

暑さで皮膚の血管が広がったことで血流が減り、血圧が低下する子で、脳への血流が不足することで起こります。症状としては、めまいや顔面蒼白、脈が速く弱くなる、一時的に失神するなどがみられます。

熱けいれん

大量に汗をかいたときに、水分しか補給しなかった場合に起こります。これは、血液中の塩分(ナトリウム)濃度が低下し、電解質のバランスが崩れることが原因です。症状としては、足や腹部、腕の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。

熱疲労

汗を大量にかいたことで、水分も塩分も足りなくなり、重度の脱水症状が起こった状態をいいます。暑さによって血管が広がることに加え、脱水によって血流が減ることで血圧が下がってしまうことで起こります。症状としては、全身の倦怠感や悪心、嘔吐、集中力や判断力の低下などがみられます。

熱射病

熱疲労が悪化して脱水症状が悪化するとともに、それまでできていた体温調節機能が働かなくなる状態です。体温が40℃以上に上がることもあり、発汗はなくなります。

人間の体温は41℃を超えるとけいれんし、42℃を超えると細胞が破壊されます。その結果、中枢神経や心臓、腎臓、肝臓などの臓器に致命傷を与え、死亡することがあります。症状としては、意識障害やふらつきがみられます。

雨の日や曇りの日に熱中症にかかる原因と、かからないためにすべきことは?

では気温がそれほど高くない雨の日や曇りの日に、熱中症にかかってしまうのはなぜなのでしょうか。それは、体温調節がうまくできない時期だからです。

例えば夏真っ盛りの8月ともなると、連日暑い日が続くので、身体はどんどん汗を出し、体温を調節します。

ですが梅雨が始まる6月は、まだ気温が上がり始めた時期で、身体が暑さに慣れていません。そのため、気温に適応しにくいのです。

雨の日でも警戒が必要

また、雨が降る日は湿度が70~80℃に上がることも珍しくありません。湿度が高くなると、気温が25℃前後でも、熱中症にかかることがあるのです。これは、湿度が高いことで汗がなかなか乾かず、十分に放熱できないことで起こります。

熱中症にならないための方法

雨が降った日も熱中症にならないためには、規則正しい生活を送ること、こまめに水分と塩分を補給すること、適度に運動習慣を持ち、汗をかく機会を増やすことが大切です。

もし、軽い脱水症状がみられたら、水やお茶ではなく、経口補水液を飲むようにしましょう。また、暑いときには首や鼠径部、わきの下など、太い血管が通っている場所を冷やすのがおすすめです。

塩分摂取を忘れずに!

そして、熱中症が心配な時期は、いつもより気持ち塩分摂取量を増やしましょう。梅干を毎日1個食べる、毎日お味噌汁を飲むなど、いまの食生活に少し工夫を凝らしてみましょう。

熱中症は命に関わるので予防を心がけよう!

雨が降る日は高温多湿になりがちなので、熱中症になりやすい時期です。うまく汗が出ず、体内に熱がこもっているなら、こまめに肌表面の汗を拭いたり、水分と塩分の摂取、身体を冷やすことを心がけてください。

そして雨が一度上がって晴天となり気温が急上昇するときには、熱中症を発症することが多いです。湯船にしっかり使って汗をかきやすくするなど、熱中症に強い身体をつくっておくと安心です。熱中症は命に関わるので、予防を徹底しましょう。

        
        

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