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繰り返す湿疹や皮膚炎の原因と改善する方法について

誰でも一度くらいは、湿疹や皮膚炎を発症し、皮膚科にかかったことがあると思います。皮膚疾患は、それほど一般的な病気です。

ですが実際には、湿疹や皮膚炎にもさまざまな種類があり、原因や改善方法は異なります。そして、きちんと治療しないと、長期にわたって何度も繰り返し発症する可能性が高いです。

そこで今回は、湿疹や皮膚炎とはどういう状態か、その種類と繰り返し起こる原因、起きてしまったときの対処法などについて、お話ししたいと思います。

湿疹と皮膚炎とは?どんな種類があるの?

湿疹と皮膚炎は、皮膚の表面に発生する炎症のことをいい、同じものを指します。皮膚科で治療する3分の1ほどが、湿疹や皮膚炎といわれています。

症状としては、かゆみをともなう赤い発疹や小さな水泡がみられることが多く、かゆみがない場合は湿疹・皮膚炎とはいわれません

湿疹や皮膚炎にも、いろいろな種類があります。

  • 何かに接触したことで、かぶれなどの炎症が起こる「接触性皮膚炎」
  • 免疫力の低下や遺伝など症状を起こす要因が体内にある「内因性湿疹」
  • 皮脂が過剰に分泌することで起こる「脂漏性湿疹」
  • 肌のバリア機能が損傷し、乾燥して角質がはがれている「乾皮症/皮脂欠乏性湿疹」
  • 神経性皮膚炎とも呼ばれる「ビダール苔癬」
これまで紹介したものに分類されない急性湿疹や慢性湿疹、貨幣嬢湿疹、自家感作性皮膚炎、うっ滞性皮膚炎、主婦湿疹などが含まれる「尋常性湿疹」があります。ちなみに、アトピー性皮膚炎は、内因性湿疹に分類されます。

湿疹や皮膚炎を発症すると、まず「紅斑」と呼ばれるかゆみをともなう赤いブツブツがみられます。それが、時間の経過とともに「水泡」と呼ばれる水ぶくれになります。その後、膿を持つこともあります。

やがて、水泡や膿が破れ、皮膚の表面はジュクジュクした状態になります。これを「びらん」あるいは「潰瘍」と呼び、皮膚は厚く、かゆみは強くなり、最終的にかさぶたになります。このかさぶたがはがれれば、快方に向かいます。

湿疹や皮膚炎が繰り返される原因とは?

湿疹や皮膚炎は、時間の経過とともによくなっていくものです。ですが中には、湿疹が治りにくい、あるいは何度も繰り返されるひともいます。これには、原因があるのです。

ストレス

まずストレスを感じていることです。そもそも湿疹や皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下し、外からの刺激に負けることで起こります。ストレスが溜まると自律神経が乱れやすくなり、免疫力が下がることから、皮膚のバリア機能も低下してしまうのです。そのため、湿疹が繰り返されるようになります。

生活習慣・食生活

次に、食生活や生活習慣に問題があることです。添加物の入った食事ばかりして、野菜不足になると、ビタミンが欠乏し、アレルギー反応が出やすくなります。合わせて、ホルモンの分泌バランスが崩れたり、免疫力が低下することで、湿疹や皮膚炎が治りにくくなります。

内臓疾患

最後は、内臓疾患の可能性です。皮膚科で処方された薬を使ってもなかなか湿疹や皮膚炎が治らなかったり、何度も繰り返されるときには、肝臓病や腎臓病、糖尿病の可能性があります。すぐに血液検査を受けて、原因を特定し、治療を始めることをおすすめします。

湿疹や皮膚炎が起こったときの対処法は?

では、湿疹や皮膚炎が起こったときには、どう対処したらよいのでしょうか。まず、かゆくてもかかないように我慢することです。患部を冷やすなどして、かきこわさないように注意しましょう。

そして、薬物治療をすることをおすすめします。市販薬でも、皮膚科で処方薬を出してもらっても構いません。湿疹や皮膚炎に有効な薬としては、ステロイド外用薬があります。湿疹の状態やできている部位によって、ローションやクリーム、軟膏などを使い分けると、早く回復することが多いです。

ステロイド外用薬を使う場合は副作用のリスクがありますので、皮膚科医の指導のもとで使うのが一番です

また、非ステロイド系の外用薬もあります。ですが、ステロイド外用薬に比べると効果が弱く、かぶれを起こすひとも多いので、皮膚科で処方されることは減っているようです。

そして、かゆみを軽減するために、抗アレルギー剤を内服することもあります。ですが、内服薬だけでは湿疹や皮膚炎はよくなりませんので、外用薬と併用するのが基本です。それと同時に、湿疹や皮膚炎の原因を探り、それを除去することが対処法の基本となります。

慢性化する前に皮膚科を受診しよう!

アレルギーが原因で湿疹や皮膚炎を発症していたり、ほかの病気が原因の場合は、治療しても何度も発症を繰り返す可能性が高くなります。

早めに皮膚科を受診して、血液検査や皮膚検査を行うことで原因を突き止めれば、それに合わせて治療計画がたてられます。湿疹や皮膚炎が慢性化する前に、皮膚科で検査を受けることをおすすめします。

合わせて、肌を清潔に保つこと、バランスのとれた食事を心がけること、ストレスの解消なども着目してみてください。湿疹や皮膚炎を予防するためにも、肌の保湿を心がけてくださいね。

        
        

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