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抑肝散はイライラ感や不眠で悩む人におすすめ!神経の高ぶりをおさえて筋肉の緊張をゆるめるてくれる

疳の虫の強い子やADHDにも!神経の高ぶりからくる症状の緩和に効果的

子どもの夜泣きや疳の虫など、イライラや精神的な興奮をおさえる目的で古くから使われてきたのが抑肝散という漢方です。

しかし現在では、大人にもよく使われています。

たとえばうつ病やADHDの人や、高齢化によって発症数の増加している認知症などです。

うつの人には、イライラや、精神の高ぶりからくる不眠、筋肉のこわばり、情緒不安定といった代表的な症状があります。

ADHDの場合は子どもに多い多動衝動のほか、成人でも心身の強い緊張、脳や神経の高ぶりによる睡眠時間の後退、眠りの浅さといった症状がよくみられます。

認知症の場合は、妄想・幻覚からくる興奮や攻撃性、不安、焦燥感、易刺激性(ささいなきっかけで不機嫌になること)、睡眠障害などが起きやすくなります。

これらの症状に有効で、子どもからお年寄りまで飲むことができるのが抑肝散です。抑肝散は脳や神経の高ぶりをおさえ、筋肉の緊張もゆるめてくれます。

西洋医学では症状が治まらなかった場合に使用してみたら、あるいは西洋医学と併用してみたらよく効いたというケースが少なくありません。

抑肝散の特長

抑肝散という名前の「肝」という文字は漢方の世界では心や精神を意味し、肝が高ぶることで、イライラや興奮、怒りといった症状があらわれると考えられています。

高ぶった肝を抑えるから「抑肝散」。名前の由来は文字の通り、とてもわかりやすいです。まさに「名は体を表す」といったところです。

漢方は症状や体質によって使い分けされます。たとえば、体力や抵抗力が高い人は実証、その逆は虚証と呼ばれます。

「気」「血」「水」は体の健康を維持する要素で、3つがしっかりと体をめぐることで健康が維持されると考えられています。

抑肝散は虚証と実証の中間で、気・血が滞っている……つまり「体力がそこそこにあるが、気力が減退していて血のめぐりが良くない」という人に向いています。気血を補ってくれるというわけです。

味やにおいはどんな感じ?飲みやすくする方法はある?

抑肝散は、セロリに似たにおいがあり、味はわずかに甘いといわれています。この独特のにおいが苦手という人が多いようです。

しかしいくらか飲みやすくする方法はありますので、紹介していきます。

粉状のまま飲むのが苦手な人には、あらかじめお湯に溶かして飲む方法があります。味やにおいも苦手という場合には、抹茶やココアの粉末をまぜて風味をつけると、うまくごまかせるのでおススメです。

粉っぽさも味もにおいも隠してしまうには、何かに包むのがもっとも効果的です。

たとえば、オブラートに漢方を包んで水につけ、折り重なった部分が溶けてなめらかになったら飲み込むという方法です。何枚かのオブラートにわけて包んでも構いません。

また、服薬支援ゼリーというものも販売されています。これは、ゼリーの上に漢方を乗せて、スプーンで混ぜてかまずに飲み込むだけでOKです。

不純物が何もなく、薬効に影響のない水や白湯で飲むのが一番良いのですが、飲みづらい場合は上記のような方法を試してみてください。

漢方薬を飲むのは基本的に食前(食事の30分前)や食間(食後2時間後)などの空腹時です。そうすれば吸収が良くなり、効果が高くなります。

抑肝散に入っている7種類の生薬とは

抑肝散に含まれる生薬の、それぞれの薬効を紹介します。

当帰

鎮痛、鎮静、強壮などの作用があります。

釣藤鈎

鎮静、解熱、けいれんを鎮める作用などがあります。

川キュウ

血のめぐりを良くするほか、鎮静、鎮痛、補血、強壮などの作用があります。

白朮(または蒼朮)

胃腸を整えるほか、利尿作用などがあります(蒼朮の場合は発汗作用も)。

茯苓

利尿、健脾、滋養、鎮静、血糖降下などの作用があります。

柴胡

解熱、消炎、鎮痛、鎮静などの作用があります。

甘草

鎮痛、消炎、鎮静、咳をしずめ痰を取りのぞく作用などがあります。

この7種類がバランスよくブレンドされることで効果を発揮します。

甘草配合の他の漢方との飲み合わせや、胃腸の弱い人の服用は慎重に

西洋医学の薬と同様に、漢方薬を飲むときにも注意しなければならないのが副作用です。

抑肝散をはじめとして、多くの漢方薬に甘草が含まれています。複数の漢方薬を併用する場合もあり、気づかないうちに甘草を多量に摂取していたということもあるので注意が必要です

甘草の過剰摂取が引き起こす代表的な副作用が「偽アルドステロン症」です。体内のカリウムというミネラル成分が減少してしまい、血圧の低下や体のむくみ、体重増加、だるさ、筋肉痛などの症状があらわれます。

偽アルドステロン症は甘草を含んだものを飲み始めてから1~数カ月で現れることが多いので、異常を感じた場合は飲むのをただちに中止して、医療機関を受診してください。

川キュウや当帰の副作用として食欲不振、胃部の不快感、下痢などがあるため、胃腸の弱い人にも抑肝散は適しません

そのほかにも漢方薬には全般的に、発疹や発赤、かゆみ、肝機能異常などの副作用が出る場合もありますので、おかしいなと感じたら、まずはいったん飲むのを中止してください。

そしてやはり、医療機関を受診して相談するのが安心でしょう。

        
        

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