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桂枝湯は風邪のひきはじめの優しいミカタ!身体や胃腸があまり丈夫でない人でも安心して飲める

風邪の初期の諸症状に!葛根湯が合わない人にはこちらがおすすめ

風邪の初期症状が出たときに用いるものとして、ドラッグストアでも必ず見かける薬のひとつに葛根湯という漢方薬があります。

しかし、漢方では体質や年齢によって処方がわかれており、葛根湯が合わない・飲めないといった人も少なくないでしょう。

疲れやすかったり身体があまり丈夫でなく、体力に自信のないといった人、または高齢者などの場合には葛根湯が向かないのです。

そうした人にオススメなのが、桂枝湯です。葛根湯と同じように風邪のひきはじめの諸症状に効果的ですが、こちらは身体が弱い人でも安心して使える処方となっています。

胃腸が丈夫でない人も使える漢方薬なので、おなかを壊しやすい人、胃腸を荒らしてしまうタイプの強い薬が苦手という人でも服用できます。

また、昔は葛根湯を飲んでいたという人でも、年々合わなくなっているようであれば、桂枝湯を試してみるのもよいでしょう。

西洋医学の薬よりも細かな分類があり、様々なタイプの人をケアできるのが漢方薬の良いところです。

桂枝湯の特長

桂枝湯は基本的に身体をあたためる処方になっているため、風邪のひき始めに役立ちます。

汗をかきやすくすることで解熱にも効果を発揮しますし、不要な水分を排出してくれるので身体がグンと楽になります。

また、鎮痛作用のある生薬も含まれているので、風邪にまつわる痛みをおさえる効能があります。たとえば頭痛や発熱による節々の痛みなどです。

先ほど紹介したとおり、桂枝湯は基本的に身体が弱く、また、汗が自然に出るという人に向いている漢方薬です。

自分の体質が把握できていれば、すぐに購入して服用を開始できますが、気になる人は漢方薬局に相談することをおすすめします。

体質に合わない漢方薬を服用した場合、効果が出ないことや、逆に体調を悪化させてしまう場合もあるので、慎重に判別して選びましょう。

味はどんな感じ?飲みやすさは?

甘さのなかに、ピリッとした辛み、シナモンのスパイシーさが感じられます。桂枝湯は苦みが強くない分、ほかの漢方薬に比べれば飲みやすい部類でしょう。

ですが生姜やシナモンの風味が苦手という人は飲みにくさを感じるかもしれません。好みで個人差が出るところです。

そのままお湯や水で服用する飲み方が推奨されていますが、味や、粉薬・顆粒薬を飲むのが苦手な場合には、オブラートや服薬用ゼリーを用いれば飲みやすくなります。

オブラートに薬を包んでお湯にサッとつけ、表面が少し溶け、折り目がなじんだタイミングで飲み込みます。あまり長く浸していると破れてしまうので気をつけましょう。特に袋状のものが便利です。

服薬用ゼリーは、薬がじかに口や舌につかないように中に入れ込んでから、ゼリーごと飲み込みます。

風味が受け付けないだけなら、お湯に溶かした後にココアパウダーや抹茶を混ぜる方法もあります。

自分の飲みやすい方法を見つけておけば、粉状や顆粒状で処方されることの多い漢方薬も有効に使っていけるようになります。

桂枝湯に含まれる5種類の生薬とは

桂枝湯には5種類の生薬が使われており、そのうち主役となるのが桂皮です。

これは一般的に料理にも使われているシナモンのことで、独特の香りを持っています。多くの人に知られているポピュラーな生薬と言えるでしょう。体を温めてくれるので、風邪のひき始めには最適です。

ひとつひとつ原料や作用を紹介していきましょう。

桂皮

発汗をうながします。解熱、鎮静、血行を良くし、身体をあたためる作用があります。

芍薬

花の美しさで有名な芍薬の根の部分を用いています。筋肉のけいれんや痛みをしずめます。

大棗

ナツメの果実を乾燥させたもので、甘みがあります。胃腸の機能を整え、下痢をしずめるほか、精神を安定させる作用もあります。

甘草

マメ科の植物である甘草の根茎を乾燥させたものです。咳をしずめるほか、緊張をゆるめ、陣痛をやわらげる作用があります。

生姜

食品としても使われるあの生姜です。もちろん辛みがあります。発汗作用があり解毒作用が期待できます。消化機能を整える作用もあります。

桂枝湯は、以上の生薬が組み合わせられた漢方薬です。

偽アルドステロン症という副作用や、他の漢方との飲み合わせに注意しよう

偽アルドステロン症は、甘草が配合された漢方薬を複数飲み合わせることで起きやすくなります。むくみ、高血圧や高ナトリウム血症、低カリウム血症などの症状が出ることがあります。

体質にもよりますが、基本的には甘草をとりすぎなければ大丈夫です。

甘草は漢方薬のほか、栄養ドリンクや風邪薬にも使われていることが多いので、飲み合わせる場合はそれぞれの成分表をよく調べておきましょう。

その際、グリチルリチンという成分名で記載されていることが多いので、注意が必要です。

漢方薬の組み合わせについて気になるときや、何か異常を感じたときは、医療機関や漢方薬局に相談することをおすすめします。

        
        

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