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荊芥連翹湯は慢性的な鼻づまりや目のかゆみ、ニキビに悩む人におすすめ!

鼻炎や扁桃炎、副鼻腔炎にも効果抜群!眠くなる成分がないから安心

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)は「鼻炎用の市販薬を飲んでみたけど、眠くなってしまって仕事にならない。なんとかならないかな?」と、考えている人におすすめな漢方薬です。

鼻がつまると、さまざまな面でつらいもの。ただ単にすっきりしないばかりか、頭がぼんやりするし、気分もなんだか晴れません。

仕事や勉強に集中しづらくなってしまうことも。さらには、匂いがよくわからなくなり、食事もおいしく感じられなくなってしまいます。

周りからすればたかが鼻づまりでも、本人にとっては非常に厄介な症状ですよね。

荊芥連翹湯は、そんなつらい鼻づまりや慢性鼻炎、副鼻腔炎、蓄膿症、痰の症状がある扁桃炎の改善に効果を発揮します。

扁桃炎が鼻炎などに併発すると熱が出ることもあるので、一緒にまとめて効能に入っているのはうれしいですね。

また、炎症を伴うニキビや湿疹にも効果があり、膿のたまりやすい腺病体質の改善も期待できます。

最初に紹介したように、鼻炎対策薬にありがちな、眠くなる成分が含まれていないため、仕事中でも安心して服用できます。

荊芥連翹湯の特長

漢方の世界では、身体の中の水分の循環が、健康にとって非常に重要だと考えられています。元気なときの人体は、うるおいを保ちながら、余った水を適度に排出できています。

しかし心身の不調や疲労、ストレスなどをきっかけに、それがうまくいかなくなることがあります。

すると身体のあちこちに水がたまりやすくなって、むくみが出たり、血流にも影響を与えます。そのむくみが鼻に出たのが「鼻づまり」とされています。

また、顔に余計な熱が生まれることから、炎症を起こしやすくなり、膿といった形のトラブルになってしまいます。漢方では、その状態が蓄膿症や湿疹、にきびであると考えられています。

荊芥連翹湯は身体の余分な熱を取りさって、水分や血のめぐりをよくすることで、それらの症状を改善、たまった膿の排出を助けてくれます

また、体力があるが血行は悪く、手足に脂汗をかきやすい、またはお腹が張っているなどの状態がある人に向くとされています。

漢方では体質別に細かく処方がわかれており、自分に合わないタイプの漢方薬を服用すると、効果が得られないばかりか体調が悪化することもあるので、慎重に判別して選びましょう。

味や飲みやすさについては?

荊芥連翹湯は非常に多くの生薬が配合されている薬です。そのため、他の漢方薬に比べるととても複雑な味がします。

とてもいい香りに感じるという人もいるようですが、味の方はというと、非常に苦みやえぐみが強いのが特徴です。

はっきり言ってしまうと、「とてもまずい」と感じる人が多いのではないかという印象です。漢方薬を飲み慣れている人のなかでも、荊芥連翹湯に関しては「この薬だけは苦い」という声が少なくありません。

ですから、できるだけ風味を感じないように一気に飲み下すか、オブラートや服薬用のゼリーなどに包んで飲むことをおすすめします

通常であれば食前、または食間に服用することが推奨されていますが、人によっては吐き気や食欲不振を覚えることもあります。その場合は、食後の服用であれば、若干吸収は悪くなるものの、不快感がなくなり飲みやすくなるでしょう。

荊芥連翹湯に配合された生薬・全17種

荊芥連翹湯に配合されている生薬のうち、当帰、川きゅう、芍薬、地黄の4種類のみを合わせたものは「四物湯」と呼ばれ、貧血や生理不順に効果があると言われています。

また、黄連、黄柏、黄ごん、山梔子の4種類のみを合わせたものは「黄連解毒湯」と呼ばれ、炎症をしずめる効果があります。

荊芥、防風、連翹は熱を発散する働きがあり、3種類合わせて、「荊防連」と呼ばれています。

そのほかも含め、以下にひとつずつ、どんな作用があるのか紹介していきます。荊芥連翹湯に配合される生薬は非常に多いため、効能が重複するものも多数あります。

黄ごん
消炎、解熱作用のあるほか、利尿作用もあります。

黄柏

ニキビ薬にもよく用いられます。解熱、消炎作用、利尿作用のほか、胃腸を整え健やかにする作用。また、抗菌作用もあります。

黄連

鎮静、消炎作用のほか、胃腸を整え健やかにする作用。解毒や制菌の作用もあります。

桔梗

咳をしずめ、痰や膿をおさえます。末梢血管を拡張する作用もあります。

枳実

痰をおさえます。胃腸を整え健やかにする作用のほか抗アレルギーにも効果があるとされます。

荊芥

発汗・解熱、消炎作用のほか、止血作用もあります。

柴胡

解熱・鎮痛に効くほか、ストレスを解消したり、鎮静や解毒にも効果があります。

山梔子

解熱・鎮静・止血に効くほか、抗菌・抗真菌の作用もあります。

地黄

滋陰作用のほか補血作用もあります。

芍薬

鎮痛や痙れんをおさえる作用でよく知られています。ほかにも平滑筋を弛緩する作用や抗炎症作用があります。

川きゅう

痙れんをおさえる作用のほか、鎮静作用、血管を拡張し血圧を下げる作用、抗菌・抗真菌の作用があります。

当帰

鎮痛、鎮静、強壮に効くほか、利尿作用もあります。

薄荷

ミントのことです。血流を良くし、精神的な原因に由来する呼吸のトラブルにも効能があります。消炎、鎮痛に効くほか、胃腸を整え健やかにする作用があります。

白し

鎮静、鎮痛に効くほか、膿をおさえ、止血や抗菌の作用もあります。

防風

発汗をうながし、解熱に効くほか、鎮痛作用もあります。

連翹

解毒、鎮痛、利尿作用のほか、膿をおさえ炎症をしずめる作用もあります。

甘草

鎮静作用のほか、肝機能を改善する作用や、解毒や抗炎症・抗アレルギーの効果もあるとされます。桔梗との組み合わせで喉の炎症に効果を発揮します。

胃腸が弱っている人や、冷えの強い人の服用には注意しよう

荊芥連翹湯の服用に際してはいくつか注意が必要です。

まず、胃腸が弱っている人、特に冷房に弱い、ストレスなどを感じると下痢をするといったタイプの人は、服用の判断は慎重におこなってください。

というのも、荊芥連翹湯は身体の中の余分の熱を取り、気と血の流れを促す効果があるため、一時的に身体が冷える状態になります

そのため、もともと冷えの強い体質であるという人の場合にも、より冷えが促進されて、そのほかのトラブルにつながる可能性があります。

それらの体質や状態にある人は、専門医にしっかり相談してから服用を行うことをおすすめします。

また、荊芥連翹湯に含まれる甘草は、漢方全般、さらには西洋医学の市販薬や栄養ドリンクにも広く使用されています。

そのため、荊芥連翹湯以外に何かを飲み合わせる際には、甘草(成分名:グリチルリチン)の過剰摂取にならないよう気をつけましょう。

        
        

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