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四物湯は女性にやさしい効能たくさん!月経トラブルのほか、乾燥による肌荒れや冷え性も改善してくれる

身体の丈夫でない人でもOK!血のめぐりが原因の不調、貧血にも効果あり

四物湯はおだやかで飲みやすく、女性にやさしい漢方として有名です。

女性には特有の病がたくさんあります。特に40歳前後からホルモンバランスが崩れ始めると、更年期障害に悩まされたり、肌も髪の毛も潤いがなくなり、なんとなく体の調子が悪いなあと思う日々。

漢方では、そんな症状は「血虚」によるものだといわれており、それを治すのに四物湯が実に有効なのです。

体をあたため、血を補い、皮膚を潤し、ホルモンバランスを整える作用があるため、月経にまつわるトラブル、血の道症、病後や産後で体力が落ちているときの疲労回復、また更年期障害や貧血、冷え性などの改善に役立ちます。

最近は美容業界でも注目され、漢方の力を引き出した「漢方化粧品」が売り出されています。美容液や保湿クリーム、育毛剤などに四物湯エキスが配合されているそうです。飲んで内側から、つけて外側から、美肌と健康をつくるのですね。

ラベルに生薬配合という文字を見つけたら、ぜひ成分表を確認してみてくださいね。四物湯が見つかるかもしれません。

四物湯の特長

先ほども紹介したように、四物湯はさまざまな婦人科系の疾患を治す「婦人の聖薬」と呼ばれています。漢方でいう「聖薬」は、病に対して特によく効くという意味がこめられています。

この四物湯をベースに、別の生薬を加えたり他の方剤と合わせるなどして、時代の流れとともに、さまざまな漢方薬が生まれてきました。

血が足りない状態=「血虚」になる原因は、過剰なストレスや疲労、夜更かし、無理なダイエットなどで、さらに女性には毎月の生理(月経)や出産という要素もからみます。

身体全体に栄養と潤いを届けてくれる血液が不足すると、それらのめぐりが悪くなり、顔色が悪くなる、皮膚がカサカサして乾燥してくる、めまい・目がかすむ、爪がもろくなる、脱毛がみられたり髪質につやがなくなるなど、たくさんの症状が出てきます。

四物湯で血を養い、栄養や潤いが行き届くようになれば、つらい症状が改善されてお肌も蘇ってくるでしょう。

味や飲みやすさはどういった感じなの?

四物湯を煎じると、少しセロリのような香りがし、わずかに甘みを帯びたエキスになります。苦みもクセもひどくないので、漢方薬のなかでは比較的飲みやすいほうでしょう。病院では、煎じる必要のない乾燥エキス剤を用いるのが一般的です。

食前または食間の服用が推奨されています。若干吸収は悪くなりますが、もしも空腹時では吐き気が出るなど問題がある場合は、食後の服用でも大丈夫です。

これは体質改善の薬なので、体の調子が悪いときに飲むという使い方ではなく、血虚ぎみになっている生理後に体調を整えるため1週間前後続けて飲むのがいいでしょう。

注意としては、血行促進と補血の漢方なので生理中には飲まないでください。出血過多や生理期間の延長が起きるおそれがあるからです。

また、「四物湯スープ」というものがあり、ネット上でも作り方がたくさん紹介されています。こうした漢方料理は、漢方の薬効を生活の中に取り入れやすくなるように考案されたものです。

おもに、鶏肉や豚肉といっしょに煮込みます。生理の前と後に飲むとよいでしょう。体がジワジワ~とあたたまり、体の中から元気が出てきます。

疲れたな、しんどいなと感じたら、身体をちゃんとケアしてあげましょう。ほうっておくと、痛みや疲労はどんどん溜まってしまいます。

四物湯に配合された4種類の生薬は?

四物湯は次の4つの生薬から構成されています。

当帰(トウキ)

セリ科トウキの根。貧血症、月経不順、更年期障害など婦人科系疾患を治療する薬の多くに配合されています。体の血行をよくして水分を保持します。

川きゅう(センキュウ)

セリ科センキュウの根茎。血をおぎない、強壮、鎮静作用のほか、痛みもしずめます。冷え性、貧血、月経障害にも効果があります。体の血行をよくして水分を保持します。

芍薬(シャクヤク)

ボタン科シャクヤクの根。筋肉のけいれんを緩和させるほか、胃腸をすこやかにする作用、血管の働きを順調にする働きもあります。子宮の筋肉を緩め痛みをやわらげる作用から、生理不順、月経異常にも効果があります。

地黄(ジオウ)

ゴマノハグサ科アカヤジオウの根。古くから血を補って滋養する効果で知られている重要な生薬です。体の血行をよくして水分を保持します。

この4つの生薬を同量ずつ配分したシンプルな漢方薬です。すべてが血を養い、血流に良い影響を与える作用を持ちます。また、それにより栄養と潤いを全身にめぐらせます。

そのほかに滋養強壮効果もあり、体をあたためて気(生命エネルギー)を充実させる効果も持っているのです。「当帰」「川きゅう」「地黄」の3つは代表的な理血剤としても知られます。

血液の質や流れをよい状態に保つことは、健康にも美容にもとても重要なことなのです。

胃腸が弱っている人、嘔吐や下痢になりやすい人の服用は様子をみながら

四物湯は配合された生薬の種類が少ない分、それぞれの効果が強く出過ぎて副作用となることがあるので、服用するにも気をつけなければなりません。

地黄の働きにより、食欲不振、胃もたれ、下痢などが起こることがあるので、胃腸の弱い人の服用は避けたほうがいいでしょう。

四物湯は単独では、このような副作用が起きてしまいがちなので、他の生薬と合わせて用いられることも多いです。

服用後に、ムカムカしたり食欲がなくなることもあります。一般的には次第に慣れるといわれていますが、様子をみても症状がなくならないときは、医師に相談してみましょう。そうした場合は、自分の体質に四物湯が合っていないのかもしれません。

漢方薬は適した人が適した時に飲んでこそ効果を得られるものなので、効能に魅力を感じたとしても、無理に飲まずに自分に合った処方をアドバイスしてもらいましょう。

漢方医学は人の症状を良くする生薬を見つけて、何種類のものを試行錯誤しながら組み合わせてできたものです。それによりたくさんの漢方薬が生まれたのですから、きっと自分に合うものがあるはずですよ。

そして、妊娠中の投与の安全性は確立されていないので、妊婦さんや妊娠の可能性のある人は使用できない場合もあります。その際も必ず医師に相談してください。

いつまでも健康的でお肌も髪もつやつやな女性でいたい!そんなあなたは、ぜひ四物湯を試してみてくださいね。

        
        

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