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四君子湯は胃腸や心を元気にする漢方薬としておすすめなの?

四君子湯(しくんしとう)は、胃腸の働きを整え元気を取り戻してくれる漢方薬です。

四君子湯は、「消化吸収を高めることで気を補う。」という漢方です。

四君子湯は痩せていて顔色が悪く、食欲がなくて疲れやすい人に使われます。そして、効能は胃腸虚弱・慢性胃炎・胃もたれ・嘔吐・下痢の改善です。

四君子湯は一見、普通の胃腸薬のようにみえますが、実は漢方では『補気剤』として扱われています。補気剤とは、元気・やる気の「気」を補うものですが、なぜ四君子湯は胃腸薬として使われるのでしょう。それは漢方の考え方によるものなのです。

漢方でいう気とは、生命のエネルギーのことで目には見えないものです。そこで四君子湯は弱っている胃腸を元気にして、食べたものの消化吸収を高めて栄養をいっぱい体に取り込み、自分のエネルギーに変えるということなのです。これって生命活動の基本で一番大事なことですよね。

漢方でいうと胃腸を健やかにして気を補う「補気健脾」の効果がある四君子湯です。

漢方では心と体が密接に関わっており、胃腸が弱いと元気がなくなってしまい、胃腸が元気になれば心も元気になると考えられています。この考えをもとに出来たのが四君子湯です。

四君子湯の特徴

四君子湯は四つの君子と言われる、優れた薬で構成されている処方だとされています。蒼朮、茯苓、人参、甘草のこの4種類の生薬がその君子と言われるものなのです。

「君子」とは徳が高く品位のある人のことで、この4つの生薬はそれほど優れた生薬だということでしょう。

そして、その4種類の優れた君子を主薬とする四君子湯は、君子のようにマイルドな薬という意味もあるそうです。君子のごとく穏やかな作用であり、服用しても体に害が出ないように配慮された薬とも言われています。

そして四君子湯をベースとしてたくさんの「補気剤」が生まれました。そのたくさんの有名な補気剤たちに四君子湯は隠れがちです。

しかし、たくさんの補気薬の骨格となる四君子湯は非常に学術的な意義がある処方といえます。実際に気を補えば病気も改善して、元気になるでしょう。

味や飲みやすさは?

四君子湯の味は、わずかに辛くて苦いです。また病院では、服用が簡単なエキス製剤が処方されるのが一般的です。

飲み方としては、食前または食間の空腹時に飲みます。空腹時の方が、生薬が早く腸に達して吸収がよくなります。エキス製剤は、出来れば飲みづらくてもお湯に溶いて飲みましょう。そうすると、より効果を期待できますよ。

〇〇湯」という名前の漢方は、温かいまま飲むのが基本です。苦さと独特のにおいを感じながら、ゆったりした気分で飲みます。

もし、むかついて飲めないときは水やオブラートに包んで飲んでも構いません。食欲がなくなったり、吐き気がするときは、食後でもよいでしょう。慣れてくれば、楽に飲めるようになることもありますよ。

また漢方はとても不思議な薬で、自分に合った漢方薬だと、とても美味しく感じるそうです。どうしても飲めないのなら、自分のからだに合ってないこともあるので、一度、医師か処方医に相談してみてくださいね。

四君子湯の6つの生薬

四君子湯の生薬は、次の6つです。

蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)

キク科ホソバオケラの根茎。水分代謝を盛んにして利尿・発汗作用があります。消化を整えます。

人参(ニンジン)

ウコギ科オタネニンジンの根。朝鮮人参とか高麗人参とか言われているもので、滋養強壮・疲労回復・血行促進など、美容や健康に役立つ万能薬です。

茯苓(ブクリョウ)

サルノコシカケ科マツホドの菌核。利尿作用が高く、体力増強の作用があり、胃腸を整えて消化機能を高めます。

甘草(カンゾウ)

マメ科カンゾウの根や根茎。痛みを和らげ、緊張を緩める働きがあります。各種の生薬を調和する効果があるため多数の方剤に配合されています。

生姜(ショウキョウ)

ショウガ科ショウガの根茎。スーパーで売っているショウガです。漢方ではショウキョウと呼びます。腹部を温め、発汗させ、嘔気を止める作用があります。

大棗(タイソウ)

クロウメモドキ科ナツメの果実。消化を補い、精神を安定させる作用があります。

虚弱の程度がひどく元気がない場合に、基本薬である四君子湯は補気薬としてサポートしてくれるでしょう

四君子湯は、生薬固有の副作用があるので服用には注意しよう!

しかし四君子湯には、稀に副作用として、発疹・じんましんがあります。もしこのような症状が出たら、担当医か薬剤師に相談してください。

そして、ごくまれですが配合生薬の甘草の大量摂取が原因で下記のような症状が出ることがあります。

  • 偽アルドステロン症…尿量の減少、むくみ、まぶたが重くなる、手がこわばる
  • ミオパチー…体がだるくて手足に力が入らない、手足がひきつる、手足がしびれる
以上のような症状が出たときは、服用をやめてすぐに医師の診療を受けてください。四君子湯は甘草の配合量は少量に抑えられていますが、複数の方剤の長期に渡る併用には念のため注意してください。

また食べ物にもアレルギーがあるように生薬にもアレルギーがあり、体質に合わないとアレルギー反応が出ることがあります。飲み始めに鼻炎や咳、発疹、発赤、下痢などあきらかなアレルギーの症状が出ていたらすぐに服用をやめてください。

他にも報告された副作用はあるので、体調がいつもと違うと感じたときは、処方医や薬剤師に相談してくださいね。

        
        

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