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麻杏ヨク甘湯はつらい関節痛や神経痛の痛みにおすすめの漢方薬

麻杏ヨク甘湯は、どこの場所の痛みにも高い効果を発揮する漢方薬です。

麻杏ヨク甘湯は、痛みに使われてきた歴史ある名処方

麻杏ヨク甘湯(マキョウヨクカントウ)は発汗作用があり、解熱鎮痛効果や抗炎症作用などがある漢方薬です。主に関節痛・筋肉痛・筋肉リウマチ・関節リウマチなど痛み全般に効果があります。

また痛みが比較的長く続く場合や夕方になると痛みがひどくなる、腫れがだんだんと熱を持つなどの炎症傾向がある症状に効果的です。病気の症状が初期で、体力が十分ある人に適しているでしょう。

配合生薬のヨク苡仁は、化粧品やお茶に含まれるハトムギです。ハトムギはイボや肌の荒れにも効果があるとされ、健康補助食品としてタブレットやエキスの形で市販されています。

漢方薬の売れ筋ランキングで上位にあることから、多くの人々が肌を整えるために利用しているのが分かります。そのハトムギが構成生薬に含まれる麻杏ヨク甘湯なので、イボや水虫、肌荒れ、皮膚炎などの皮膚病の治療に用いられているのです。

また西洋医学の薬には即効性がありますが、慢性的な症状に呈しては長期服用による副作用の心配がありますよね。しかし漢方薬は体質改善によって痛みを緩和させるので、慢性的な痛みにも対応できます。

西洋医学の解熱鎮痛剤が心配な方は、麻杏ヨク甘湯を試してみてはいかがでしょうか。

麻杏ヨク甘湯の特徴

麻杏ヨク甘湯の名前は、構成生薬の麻黄・ 杏仁・ ヨク苡仁・甘草の一字を取って名付けられました。そして麻杏ヨク甘湯は、麻黄を主薬として構成される「麻黄剤」の部類です。

「麻黄」は発汗・発散作用のある代表的な生薬で、病因を発散させて追い出すといった働きをします。そして麻黄といろんな生薬が組み合わさることによって多くの「麻黄剤」が作られるため、それぞれの引き出される薬効が変わってきます。

また麻黄には交感神経を高ぶらせる「エフェドリン」という物質が含まれています。これはスポーツ選手がドーピング検査で引っかかる要因となるものです。しかし麻黄のエフェドリン量はごく少量なので、漢方薬が問題になることはありません。

ただし使い方を間違えると覚醒作用により、不眠を招いたり血圧を上げてしまう可能性があるので注意が必要です。

またー般薬では「痛散湯」、医療用医薬品は「麻杏ヨク甘湯」と、メーカーにより異なる名前で販売されていることもあります。さらに医療用医薬品は病院での受診が必要ですが、健康保険が使えるので一般薬よりも安価で使用できることが多いでしょう。

味や飲みやすさは?

麻杏ヨク甘湯は、わずかに特異なにおいがあり、味は甘いですが多少の苦みもあります。医療用漢方製剤としてエキス剤が普及していますが、液体状のものや乾燥エキスとして顆粒・カプセル・錠剤に加工されたものがあります。

また麻杏ヨク甘湯の顆粒は、お湯に溶かして飲むと成分の吸収がよくなり、より効果を実感することができるでしょう。

服用するタイミングは、食前または食間の空腹時に服用してください。胃がむかついて飲みにくいときは、水で飲んでも大丈夫です。食欲がない時や吐き気がする場合は、食後の服用も可能です。

また、どうしても飲めないときはオブラートや薬服用専用のゼリーを利用してみましょう。そして風味が苦手な人は、抹茶やコーヒー、ココアで味付けしたり、1歳以上ならハチミツを入れたり、アイスと混ぜるといったことを試してみてください。

そして麻杏ヨク甘湯は継続して続けることが大事です。そのため飲みづらさを感じてしまうときは、多少の効果軽減はありますが、以上のような工夫を行いながら続けていきましょう。

麻杏ヨク甘湯の4種類の生薬

麻杏ヨク甘湯の構成生薬は、次の4種類です。

薏苡仁(ヨクイニン)

イネ科ハトムギの種子です。肌の炎症の元である膿を出し、利水効果によりむくみや腫れを抑え、弱った胃腸の働きを活発にする効果があります。

美肌作用があり、昔からイボ取りの薬としても使用されてきました。

麻黄(マオウ)

マオウ科マオウの茎です。発汗作用、気管を広げ咳を鎮める作用で風邪や喘息治療に使われます。

浮腫みや腫れを取る作用で関節炎・皮膚疾患に有用です。

杏仁(キョウニン)

バラ科アンズの種子です。病原体や異物を痰や鼻汁によって体の外に出すことにより、咳を鎮め、呼吸困難を治す作用があります。

水分代謝を促進する作用があります。また、腸内を潤滑して便秘を改善する効果があります。

甘草(カンゾウ)

マメ科の甘草の根や根茎です。緊張を緩和させる働きがあります。胃腸を保護して、他の生薬との調和作用があります。

これらの生薬がバランス良く配合されているので、体の内側から関節痛や肌荒れに働きかけてくれます。炎症を抑える効能も高く、麻杏ヨク甘湯が皮膚炎の治療として使われている大きな理由です。

生薬による副作用に注意

麻杏ヨク甘湯は麻黄が含まれているので、不眠・発汗過多・動悸・血圧上昇などの副作用が起こる可能性があります。そのため高齢者・高血圧や心臓病のある人は使用時に注意が必要です。

その他にも麻杏ヨク甘湯は、病後で体が弱っている状態など著しく体力が衰えている人は、副作用が出やすく、症状が増強される恐れがあります。

胃腸が弱い人は、食欲不振、胃部不快感・下痢など起こしやすくなります。そして発汗の多い人は発汗過多や脱力感などが現れることがあり、注意が必要です。

また配合生薬の甘草の大量服用により、「偽性アルドステロン症」と呼ばれる症状がでる可能性があります。だるい・血圧上昇・むくみ・手足のしびれや痛みなど初期症状に注意してください。

甘草が含まれている他の漢方薬との長期併用服用をするときは、医師や薬剤師に相談しましょう。

しかし症状にあった適正な処方がされ、決められたとおり服用している限りは、めったに重い副作用は起こりません。したがって、まずは服用時に正しく使用することが大切ですね。

        
        

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