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茯苓飲は胃下垂で悩む人にもおすすめ!胃もたれや膨満感、胸やけ・吐き気などに効果的

なんだか胃がチャポチャポする…そんな時にも。胃のはたらきを改善する漢方

胃の調子がおかしい時によく服用される漢方として、「茯苓飲(ぶくりょういん)」が挙げられます。

茯苓飲は、なんとなく胃がポチャポチャする、胸焼けがする、胃もたれがする、吐き気がするなどの症状に対してよく使用されます。胃内容部の逆流を防ぐという直接的な作用を持っているので、「逆流性食道炎」の症状にも使用されることがあります。

吐き気の他にも、げっぷ、食欲不振、胃下垂などにも使用されます。また、食欲はあるのに、食べ物が上手く入っていかないような時にも用いられるものです。

茯苓飲に含まれる生薬には、みぞおちの張りやつかえを下す作用があります。また、水分の停滞を改善する効果もありますので、尿量を正常に保ちます。

他にも、胃がんの手術後の吐き気や嘔吐に対して、胃粘膜下層の浮腫を軽減し、自覚症状を速やかに改善する効果があります。茯苓飲にある役割は、胃腸を温め、吐き気を止める作用や、気を巡らせて胃の機能を高めることです。

茯苓飲の特徴

茯苓飲は胃の不快感に対して処方されることが多いのですが、適応しやすい体質としては、中間証〜やや虚証(やや虚弱)、湿証(水分停滞)があります。服用の目安として挙げられるのは、尿量の減少です。

茯苓飲は、茯苓の作用で水分の循環がよくなり、消化を整える効果があります。効果が現れてくると尿量が通常に戻ってきますので、効き目を確かめる目安にもなります。

また、茯苓は単独で服用されることは少なく、他の生薬と組み合わせた漢方として処方されることが多い生薬です。

茯苓との組み合わせでは、茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)や桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などの漢方が特によく知られています。

漢方の考え方としては、一人一人の「証(しょう)」を意識することが大切です。体質や症状に合わせて一人一人違う漢方薬を処方されます。

同じ風邪症状や胃もたれなどの症状であっても、「証(しょう)」の違う人とは別の漢方を処方しなければいけませんので、体全体をよく観察していくことが不可欠です。

気になる味や飲みやすさについて

茯苓飲に含まれる枳実(きじつ)には、胃腸を整える作用があり、胃の内容物の通過を順調にし腹部の膨張感やつかえを取り除く働きがあります。陳皮(ちんぴ)はミカン科温州みかんの皮を乾燥させたもので、鍛冶石を鎮める働きがあります。

漢方によく入っている甘草(かんぞう)が入っていないのと、陳皮や生姜(しょうきょう)が入っていることで、甘さがなく、少し苦味や酸味を感じる方が多いようです。また、漢方は一般的に生薬がうまく体質や症状にあっていれば、美味しく感じるようです。

普通、漢方は食前もしくは食間に飲みます。顆粒はお湯で溶かしてからゆったりした気持ちで飲むと良いでしょう。むかつく時は水で飲んでも構いません。

もし食欲がなくなったり吐き気を催したりするようでしたら、食後でも効果はあります。効果のないときは医師に相談しましょう。

病院では、服用が簡単な「エキス剤」が広く使われており、これは煎じ薬を濃縮乾燥させたもので、そのままお湯に溶かすだけで飲めます。

茯苓飲に入っている6種類の生薬

茯苓飲に含まれる生薬は下記の6種類です。

茯苓(ぶくりょう)

利尿作用、強心作用、鎮静作用があります。漢方薬では配合役として使われることがほとんどです。

蒼朮(そうじゅつ)

水分代謝を正常に保つ作用があり、健胃利尿剤として利用されています。白朮(びゃくじゅつ)と同じ効果が期待できますが、蒼朮は胃に力がある人の胃腸薬として使われます。

人参(にんじん)

古くから万能薬としてよく使用されてきました。胃腸衰弱、嘔吐、下痢消化不良などの改善を目的として幅広く処方されます。

陳皮(ちんぴ)

みかんの皮を天日干ししたもので、方向性のある精油成分を豊富に含んでいます。抗アレルギー作用や食欲増進などの効果が期待できます。

生姜(しょうきょう)

優れた殺菌効果を発揮します。健胃効果や血液循環の改善効果、発汗と解熱効果があります。

枳実(きじつ)

胃腸運動の促進、抗アレルギー作用などが期待できます。

これらの生薬が相互に働くことによって、より良い効果を発揮します。

湿疹やじんましん、皮膚炎の悪化、のぼせといった副作用に注意しよう

漢方薬は、副作用が比較的少なく安全性の高いものが多いです。しかし、自然のものを配合しているので、アレルギーや幾つかの副作用はあります。

茯苓飲には合わせて飲むのに注意が必要な薬は特にありませんが、配合されている生薬に人参があるため、のぼせ、湿疹、蕁麻疹、皮膚炎の悪化などの症状があらわれる可能性があります。

気になる症状が現れたときには服用を中止して医師や薬剤師に相談しましょう。

基本的に漢方エキス製剤はお湯に溶かしてから服用すると良い効果が期待できます。しかし、胃内容物の逆流など、急な症状が出ているときには、温かいものを飲むのが苦痛である場合が多いので、そのような時は水でも効果があります。

また、茯苓飲は服用時にむかついたり、かえって食欲がなくなったりするかもしれません。次第に慣れることが多いのですが、辛いときは医師と相談してください。

稀に発心が現れることがありますので注意が必要です。また、持病があればあらかじめ医師に伝えておきましょう。

        
        

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